
冷えの改善や消化促進など、
うれしい効果がたくさんある《白湯》
ただのお湯じゃない、白湯の良いところをご紹介したいと思います。
白湯は、煮沸した水を適温で飲む方法です。
このシンプルな行為が、実は深い意味を持っています。
アーユルヴェーダにおいて、白湯を作る工程では以下の3つのエネルギーが重要な役割を果たします。
インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」に基づく白湯健康法は、約5000年もの歴史を持つとされています。
アーユルヴェーダでは、自然界の三つの要素「水・火・風」をバランスよく保つことが、
心身の健康に繋がると考えられていて、
お白湯は、3つのエネルギーすべての要素を持つバランスがとれた飲み物とされています。

水(カパ) : 白湯の基本。清らかな水は体内の毒素を排出し、潤いを与えます。
火(ピッタ) : 水を温めることで、体を温め、消化を助ける役割を担います。温かい水は、消化器系を刺激し、内臓の働きを促します。
風(ヴァータ) : 白湯を飲むことで心地よい冷感を得て、リラックスできる効果があります。心と体のバランスを整える手助けをしてくれます。
もともとお白湯は「水」の質をもっていますが、ここに「火」を加え、更に沸騰し気泡が生まれ「風」の質が加わったお白湯は、3つのエネルギーすべての要素を持つバランスがとれた飲み物とされています。
お白湯はどんな体質の方にもおすすめ!
1.朝起きたら、まずは歯磨き(うがい)をすませて。
寝ている間に口内にたまった細菌を外に出してからお白湯を飲みましょう。
お白湯は体内の臓器を目覚めさせてくれます。
2.水が気泡を出すまで沸騰させます
3. 火を止めて50℃~60℃を目安に冷まします。
一度飲んでみて、少しすすって飲める程度、
喉や胃に通った時にちゃんと温かいと感じるぐらいが目安です。
暑い時期はもう少し飲みやすい温度に調整していただいても◎適温になるまで待ちます。
4. 食事の前や朝起きたときに飲むのがベストです。

白湯健康法は、アーユルヴェーダの知恵を活かした、簡単で効果的なライフスタイルの一部です。
意外にもシンプルな白湯が持つ力を感じ、
日々の生活に取り入れてみてください。
心身のバランスを整え、健康を促進する素晴らしい方法です。
ぜひこの伝統的な健康法を試して、豊かな白湯ライフを手に入れてみてくださいね。