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心と身体そして地球を健康にする日本食

  • 執筆者の写真: YAH
    YAH
  • 2月22日
  • 読了時間: 3分

和食の伝統には、私たちの健康と環境の両方を守るための多くの知恵が詰まっています。

多くの人々が持続可能な未来を考える中で、

和食がその答えの一部になるのではないかと思っています。


和食は、自然の恵みを最大限大切に活かすことを重視しています。

季節ごとの新鮮な食材を使用することで、食材の輸送による環境負荷を軽減し、地元の産業を支援します。

さらに、旬の食材には栄養が豊富に含まれており、健康の維持にもつながります。


和食の基本的な構成は「一汁三菜」

これは、ご飯を主食とし

一つの汁物と三つのおかずというメニューで和食は完成するという意味です。

元々は「一汁一菜」が基本で、

この一菜は漬物でしたが、この「一汁一菜」の中に味噌と漬物という2つの発酵食品が入っていて、きちんと栄養面にも配慮されていたことに先人の知恵を感じます。


一汁三菜とこだわらず、

一汁二菜、一汁一菜でも十分発酵食品や魚、野菜などを組み合わせることで、体に必要な栄養素を摂取でき満足できるのも和食の魅力!


なぜなら、

味噌や醤油、漬物など、和食には多くの発酵食品が含まれているので

それだけでも腸内環境を整え、免疫力を高める効果があるからです!

日本の気候風土に適した保存方法として活用されている先人の方の知恵は本当素晴らしいものです。


和食には、食材を無駄なく使うというエシカルな思いも生きています。

例えば、だしをとる際に使う鰹節や昆布の残りも、副菜や調味料として再利用したり。

皮や根っこも他のおかずに変身させたりもできます。

農薬に頼らず、自然と調和した農法を推進することで、環境に優しい食生活をも実現します。


いつもは朝食にパンを食べているという人も、

たまにはご飯と味噌汁にしてみるとか。

夕飯にご馳走ばかり食べるのではなく

たまには野菜や大豆製品を中心としたプラントベースな和食にするなど、無理のない範囲で日本古来の食文化を感じる事で健康や環境にとってよりよい未来を叶えることに繫がります。


持続可能な未来のためにやれることは人それぞれ。

プラスチックフリーな日用品を使うのも◎

循環型の生活を取り入れるのも◎

ビーチクリーンを行うのも◎


ただ地球のために。

先ず一歩と思っている方は、

今こそ和食の魅力と知恵を見直し、

日々の食生活に取り入れ共感して頂けたら嬉しいです。


地球に優しい食べ方や生活の知恵が詰まっている和食。

現代もそれらを受け継ぎ、

これからの時代、和食の伝統とこれからの進化が結びつくことで、私たちの心、身体、そして地球が豊かに育つことを願っています。



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