
無駄なく心を込めて洗う拝み洗い。
子供たちに伝えることで、物を大切にする心を育むことができます。
お米の拝み洗いは、手間をかけてお米を優しく洗う方法です。
単に水で流すのではなく、お米一粒一粒を大切に扱い、汚れをしっかり落とします。
この方法でお米を洗うことで、余分なヌカや不純物を取り除き、より美味しく炊き上げることができます。
拝み洗いを通じて、お米の大切さや、作ってくれた人々に感謝する気持ちが育まれ、
そして、どのように美味しいご飯ができるのか知りたくなるこどもはとても嬉しそう!
# 拝み洗いのやり方
1. 食べたい量のお米を計量して、ボウルや鍋に入れます。
2. ボウルや鍋のフチからゆっくりと水を注ぎ、
指を使って優しく掻き混ぜます。このとき、手を合わせるようにすると「拝み洗い」の意識が高まります。
3. 水が白く濁ったら、その水を捨てます。
この工程を数回繰り返して、きれいな水になるまで続けます。
4. 最後に清水でお米を軽くすすぎ、ざるにあげて水を切ります。この最後に軽くすすぐはお米が美味しく炊けるポイントです。
「拝み洗い」
これは、ただお米を洗うだけでなく、
丁寧に扱うことでその美味しさを引き出す大切な方法です。
丁寧にお米を洗うことで、
節水になるので、環境のことを考えるきっかけにもなりますよ!
この方法は、お米洗いだけではなく、
衣類の拝み洗いも手間をかけて洗濯することで、衣類を大切に扱う気持ちも生まれる
日本伝統の技術で、一生役立つ重要なスキルです。

お米の拝み洗いを通して、
子供たちに食への感謝の気持ちや大切な食材の扱い方を伝えていけたらと思います。