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注意!酵素玄米や玄米炊き方ポイント

  • 執筆者の写真: YAH
    YAH
  • 3月23日
  • 読了時間: 3分

酵素玄米や玄米食は、

健康と美容のサポートに役立つ食品として注目されています。


酵素玄米は、別名「寝かせ玄米」とも呼ばれ、

玄米を小豆・塩と一緒に炊き、

3日以上保温・熟成させた玄米のことをいいます。

保温状態で熟成させることで、

茶色い炊きあがりの玄米とは違い、

酵素玄米は、小豆を入れることで赤飯のような色をしています。

また、寝かすことで玄米のプチプチとした食感がなくなり、モチモチとした食べやすい食感になります。

酵素の働きが活発化するほか、

消化も良くなり健康や美容に気を使う現代人にとって、非常に魅力的な選択肢です。


しかし玄米には毒があるという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

これは、玄米に含まれている「フィチン酸」「アブシジン酸」という物質のことだと思います。



この物質な「体に悪い」と噂されていて、

そのことから「玄米には毒がある=酵素玄米にも毒がある」と言われるようになったようです。


フィチン酸は、ミネラルなどの金属元素と結合して体外から排出する作用があり、体内に蓄積した鉛や水銀などの重金属を体外へ排出すると言われているほか、近年、その高い抗酸化作用から大腸ガン、乳ガンなどの抗がん作用が報告されています。


しかしミネラルが不足すると、疲れやすくなる、イライラする、免疫力の低下などといった悪い影響が出るので玄米を食べる際には海苔や昆布などのミネラルを多く含む食材を一緒に摂ることをオススメします!


アブシジン酸は、

雑穀や種子類などに含まれている植物ホルモンの一種です。

水がない環境など、発芽しても育たない環境で、種が発芽しないようにする作用を持っています。アブシジン酸は、体内のミトコンドリアを傷つけるという説があり、毒性があるのではと言われてきました。 しかし、アブシジン酸の研究結果では、問題となるような毒性所見は認められていませんし、人体への健康被害につながるという医学的根拠はありません。

玄米に限らず穀物を中心にさまざまな植物が生み出すホルモンなので、気にすることなくバランスの良い食事を心掛けましょう。


気になる方は玄米を浸水させることで

「アブシジン酸」と「フィチン酸」の2つの成分の量を少なくすることができます。

毒素を消す場合の浸水時間の目安ですが、

玄米のアブシジン酸(ABA)を不活化し、

安全においしく玄米を食べるための浸水時間の目安は、常温の水で夏12時間程度、冬24時間程度です。

これは昔の人が普通にしていた方法で

含有量が1/3以下になると言われていますので、12時間以上を目安に浸水させるといいです!


玄米が美容と健康に良いのは明らかですが、

おいしくないと続けられません。

個人的には玄米も好きですが、

酵素玄米はもちもちしていて、

苦みも一切ないので子供も白ご飯と同じように満足感を感じ食べてくれてます。

調理法も非常に簡単なので、おいしく食べながらキレイと健康を得られます。

これならご飯を作るのが面倒くさい日も、お手軽に続けられます。

美と健康は継続が力になるので、おいしく続けられるものがオススメです!

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