
蜜蜂は生態系の重要な一部であり、
作物の受粉を通じて
食料生産に大きく貢献しています。
しかし、環境の変化や農薬の影響などにより、
蜜蜂は危機に瀕しています。
エジプトやヨーロッパでは約5000年前から
養蜂が行われており、
ミツバチは人間の生活に無くてはならない存在です。
そんなミツバチが、
今驚くべきスピードで減っているのをご存知ですか?
植物、野菜、コーヒー、チョコレート・・・。
世界の農作物の75%はミツバチが運んだ花粉で
実ると言われています。
つまりミツバチがいなくなると
私たちの毎日に必要な農作物のほとんどが失れてしまうという事になります。
ミツバチが減少している原因の一つは
ネオニコチノイド系農薬の使用です。
この影響によりミツバチの神経が麻痺し、
巣に戻れなくなり、
蜜を吸うことさえできなくなるといわれています。
世界では、ネオニコチノイド系農薬をほぼ全ての用途で使用禁止が決定している中…
日本では禁止どころか、
逆に規制緩和が進んでいるというまたまた残念なお話。
動物も昆虫も植物も、
お互い助け合って生きている大切な地球上の仲間であり、
彼らにも生きる権利や使命が当然あります。
人間は、何ごとも人間中心に考えているところをもう一度見つめ直し考えていくべきだと思います。
人間も自然界の一部であり、
共存の中でしか生きる道がないことを肝に銘ずるべきです!
自然への愛がないと、人間の進歩は望めません。
また、付近に咲いている花が少なくなると、
次の場所を求めて今の巣から引っ越しをする性質がミツバチにはあります。
ミツバチは花なしには生きられないのです。
私たちに豊かな恵みを与えてくれるミツバチと共に過ごしていけるように、私達にできること。始めてみませんか?
◾️今すぐ私たちにできること◾️
🏵オーガニックの野菜や果物を選ぼう

日々の選択がオーガニック農業を支え、農薬不使用の植物や作物が増える力となります。
🏵みつばちが好きな植物を植えよう

ローズマリー、ラベンダーなど蜜源になる植物を植えて野生のみつばちを喜ばせましょう。
🏵みつばちが与えてくれた農作物を大切にしよう

必要な時にに必要な分だけ。食品ロスをなくしましょう。
みつばちの問題は、私たちの暮らしに直結する問題です。
自然界の生命の循環。
ミツバチと人間は長い間にわたって共生してきたにもかかわらず、
解決すべき問題が数多く残されています。
「蜂と神様」
蜂はお花の中に、
お花はお庭の中に、
お庭は土塀の中に、
土塀は町の中に、
町は日本の中に、
日本は世界の中に、
世界は神様の中に、
さうして、さうして、
神様は、小さな蜂のなかに。
金子みすゞさんの大好きな詩です!
私達人間は肌の色も、信じる者も話す言葉も食べる物も暮らす文化も違うけれど
私たち人間に共有されている事とは、
「地球に生まれた地球人であり、地球に属している」という事。
地球環境を守ることは、全人類の人間性を発揮させることだと思っています
その想いが人間と自然とを繋ぎそしてその行動が循環を生む。
いつも私達を支えてくれてるミツバチに愛を返しませんか?
地球の未来について考え、美しい自然の継承のためのアクションを!
Feel the earth
五感を開いて
地球を感じて
自然に還ろう