苗作りスタート!自然の力で土作り
- YAH
- 3月23日
- 読了時間: 2分
更新日:3月24日

春が訪れ、気温も20度以上に上昇し、
いよいよ苗作りの季節がやってきました。
自然農法を取り入れた土作りを進めることで、より健康で元気な作物を育てる準備を整えています。
自然農法において、
土壌は作物の成長において非常に重要な役割を果たします。
1年間美味しい野菜を作った土は、
栄養や作物を育てる力が弱まっています。
今回は、石灰と1年間使ったキエーロの土を使った土壌改良の方法を紹介します。
石灰は土壌のpHを調整するために使用します。

酸性土壌は作物の成長を妨げることがあるため、適切なpH(6.0〜7.0)に調整することが重要です!
石灰を土に混ぜることで、
- 土壌の栄養素の利用効率の向上
- 健康な微生物群の活動促進
などの効果が期待できます。
そして必ず使いたいのが、
一年間わが家の生ゴミを受け止めてくれたキエーロの中の土。

キエーロの土は、
生ごみや油、米糠なでの廃棄物を分解し作られる有機肥料です。
栄養素が豊富で、持続的な供給が可能!
微生物の活動を促進し、土の健康を保ち水はけと保水力のバランスを改善します。
土壌に石灰を均等に散布し、しっかりと混ぜます。
次に、十分に熟成したキエーロの土を加え、再度よく混ぜます。
改良した土を数週間休ませることで、土と改良材が均一になじむのでこの土の休息は重要です!

春分の日を過ぎ、気温が高くなってきた今こそ、自然農法での苗作りを始める絶好のタイミングです。
石灰やキエーロ(コンポスト)の土をうまく利用して、健康で豊かな土壌を作り出しましょう。
次回のブログでは、実際の苗作りの進捗をお伝えしたいと思いますので、ぜひお楽しみに!