
あふれるゴミ問題。
天然資源の枯渇。
さらには地球温暖化などさまざまな環境問題を抱える今、身近にできるリサイクル3Rについて、この機会に考えてみませんか?
ゴミを減らすための3つの取り組み
「3R(スリーアール)」
♻︎ℝ𝕖𝕕𝕦𝕔𝕖( #リデュース )使い捨ての商品や派手に包装された商品などゴミになりそうなものを買わない。また、詰め替え製品を使う、買い物にはエコバッグを使うなど、資源を節約すること。
♻︎ℝ𝕖𝕦𝕤𝕖( #リユース )繰り返し使えるビンやカンを回収してもう一度使ったり、修理して使えるものがあれば修理するなど、再利用すること。
♻︎ℝ𝕖𝕔𝕪𝕔𝕝𝕖( #リサイクル )牛乳パックや新聞紙、ペットボトルなどを回収して資源として新しい再生品を作ること。
3Rには優先順位があり、最も望ましい方法から1.reduce(ごみの発生量を減らす)
2.reuse(ごみになる前と同じ用途に再使用する)3.recycle(再使用できないものをリサイクルする)となります。
その昔江戸時代。
江戸は、人口100万人の大都市だったけれど、ごみの少ない、世界的にもたいへんきれいな町だったと言われていて。
江戸時代は、今でいう3Rが盛んに取り組まれていました。
たとえば木綿や絹など天然素材でできた着物は古くなっても捨てたりせず、子供用に仕立て直したり、ぞうきんにして使い切る。
そしていよいよ使えなくなったらまきとして燃やし、残った灰は畑の肥料として使った。
ほかにも、われた皿や茶わんを直す
「瀬戸焼き接ぎ」や、すり減ったげたの歯をつけかえる人など、さまざまな分野の修理職人がいて活躍していたそうです。
ものを長く、むだなく使うことが徹底していたんですね。
処分場に集まるごみも、プラスチックなどではなく、天然素材のものばかりなので、時が経つと自然に分解されるから、今のようなごみの山にはならない。
今、ごみを出さない循環型社会を目指しているけれど300年以上も前に、江戸の町にはりっぱな循環型社会ができていたんです。
近年は3Rに加えて
♻︎ℝ𝕖𝕟𝕖𝕨𝕒𝕓𝕝𝕖( #リニューアブル )製品を購入・利用する際に「再生可能なものを使う
♻︎ ℝ𝕖𝕗𝕦𝕤𝕖( #リフューズ )廃棄物になるものを積極的に断る、ごみを出さない。
♻︎ℝ𝕖𝕥𝕦𝕣𝕟( #リターン )携帯電話などの下取りや、ごみを回収し、廃棄物を削減すること
♻︎ℝ𝕖𝕔𝕠𝕧𝕖𝕣( #リカバー )ごみを流出させないため、清掃活動に参加することを指す。
♻︎ℝ𝕖𝕡𝕒𝕚𝕣( #リペア )修理・補修・修繕や、回復、修理しながら長く大事に使うことということ
♻︎ℝ𝕖𝕟𝕥𝕒𝕝( #レンタル )有料貸出し
♻︎ℝ𝕖𝕗𝕠𝕣𝕞( #リフォーム )
などなど!循環型社会への第一歩は、すでに生活の身近にあったりします。
一人ひとりができることから
人や社会、環境を想う一人ひとりの小さな選択が、あなたの、みんなの毎日を変え、やがて未来を変えていく。
未来にいいこと、自分にいいこと。
そんなエシカルを、毎日のくらしに一つプラスしてみませんか?
-Feel the earth-
五感を開いて
地球を感じて
自然に還ろう
We are Human Nature!